人気のレンタルサーバーである「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を7つの項目で比較してみました。
今回は、レンタルサーバーを選ぶする際に基本となる「1.料金」「2.管理画面」「3.ワードプレス」「4.表示速度」「5.機能」「6.安定性」「7.サポート」を徹底比較しています。両者の良いところ、悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを契約しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
- 【結論】「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」をまとめて比較
- 「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を7つの項目で比較しました!
- 1.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を料金で比較!
- 2.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を管理画面で比較!
- 3.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」をワードプレスとの親和性で比較!
- 4.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を速度で比較!
- 5.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を機能で比較!
- 6.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を安定性で比較!
- 7.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」をサポートで比較!
- 「シン・レンタルサーバー」をおすすめの方はこんな人!
- 「ConoHaWING(コノハウィング)」をおすすめの方はこんな人!
- まとめ
【結論】「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」をまとめて比較
比較項目 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
提供会社 | エックスサーバー株式会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
無料お試し期間 | ◎(10日間) | × |
料金 | ||
管理画面 | ||
ワードプレスとの親和性 | ||
速度 | ||
機能 | ||
安定性 | ||
サポート | ||
総合 |
「シン・レンタルサーバー」は、日本国内No.1シェアを誇るエックスサーバーの別ブランドとして、2021年にサービスが開始されました。
シン・レンタルサーバーはエックスサーバーのシステムをベースに作られており、エックスサーバーの性能・使いやすさ・安定性を引き継いでいます。そして月額料金がエックスサーバーより安く設定されているため、非常に競争力の高いサービスとなっています。
一方「ConoHaWING(コノハウィング)」も2018年に開始された後発のサービスで、低料金でコストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーです。
どちらも、新しいサービスで人気のレンタルサーバーですが、両者を比較すると細かい違いがあります。
まず「シン・レンタルサーバー」の優れている主な点は以下の3点です。
- 3ヵ月~12ヵ月単位の短期契約料金が安い
- ワードプレス高速化やその他機能が充実している
- アダルトサイトが許可されている
- 無料お試し期間がある
そして、「ConoHaWING(コノハウィング)」の優れている点は以下の3点です。
- 36ヵ月の長期契約料金が安い
- 「WEXAL®Page Speed Technology®」が利用可能
- 契約時ドメインを2つ無料でもらえる
実際私も両サーバーを利用してワードプレスサイトを運営していますが、どちらも非常に表示が速く、安定性も高いです。
まとめると、3ヵ月~12ヵ月単位の短期契約を希望し、無料お試し期間でテストしたい場合は「シン・レンタルサーバー」がおすすめです。
そして、36ヵ月の長期契約で月額料金を抑えたい場合「ConoHaWING(コノハウィング)」がおすすめです。
料金やサポート範囲など具体的に知りたい方は下記記事をお読みください!
「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を7つの項目で比較しました!
7つの項目で、シン・レンタルサーバーとConoHaWING(コノハウィング)を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。是非最後までご覧ください!
1.料金で比較 | 初期費用、月額料金などの料金で比較してみました。 |
2.管理画面で比較 | 管理画面のわかりやすさ、使いやすさで比較してみました。 |
3.ワードプレスで比較 | インストールの簡単さ、WPサイト運営などで比較してみました。 |
4.速度で比較 | 表示速度機能で比較してみました。 |
5.機能で比較 | セキュリティやバックアップの有無などで比較してみました。 |
6.安定性で比較 | サーバーの稼働率、障害の発生率で比較してみました。 |
7.サポートで比較 | サポート手段、サポート品質で比較してみました。 |
1.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を料金で比較!
契約期間 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
評価 | ||
プラン | ベーシック | ベーシック |
ディスク容量 | 300GB(NVMe SSD) | 300GB(SSD) |
vCPU | 6コア | 6コア |
メモリ | 8GB | 8GB |
初期費用 | 0円 | 0円 |
3ヵ月 | 990円(月額) | 1,331円(月額) |
6ヵ月 | 990円(月額) | 1,210円(月額) |
12ヵ月 | 880円(月額) | 941円(月額) |
24ヵ月 | 825円(月額) | 889円(月額) |
36ヵ月 | 770円(月額) | 687円(月額) |
どちらのサービスもレンタルサーバー全体で比べると、相対的に非常に安価な設定になっています。
実際に料金を比較すると、3ヵ月~24ヵ月契約の場合、シン・レンタルサーバーの方が安く、24ヵ月以上ではConoHaWING(コノハウィング)の方が安いです。
どちらも低価格でコストパフォーマンスの良いレンタルサーバーですが、細かい機能やサポート手段に違いがあります。
シン・レンタルサーバーにはワードプレスをより高速に動作させる「KUSANAGI」・「XPageSpeed」等、ConoHaWING(コノハウィング)にはない機能があります。
またディスク構成も通常のSSDよりも処理速度が最大14倍速いというNVMe方式を採用しており、サーバーの実行速度を速める機能が豊富になっています。
一方ConoHaWING(コノハウィング)は契約時に2つドメインをもらえるので、トータルコストがより安くなります。全体の金額からすると少額かもしれませんが、トータルコストを安くできる点は評価できるポイントだと思います。
料金についてまとめると、3ヵ月~24ヵ月契約の場合、シン・レンタルサーバーがおすすめです。
そして、36ヵ月以上で契約する場合は「ConoHaWING(コノハウィング)」がおすすめです。
2.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を管理画面で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
評価 | ||
コントロールパネル | 自社製 | 自社製 |
わかりやすさ | ◎ | 〇 |
つかいやすさ | ○ | 〇 |
上記の図は私が利用しているシン・レンタルサーバーの管理画面のスクリーンショットです。
シン・レンタルサーバーの管理画面は(コントロールパネル)使いやすく、初心者にも非常にわかりやすく設計されています。
一方「ConoHaWING(コノハウィング)」の管理画面もシンプルでわかりやすいと評判です。
管理画面の比較に関しては、慣れや好みの要素が大きいと思いますので、どちらも安心してご利用いただけるはずです。
実際に利用している私も、多くの口コミや評判と同様に完成度の高さと使いやすさを感じています!
3.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」をワードプレスとの親和性で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
評価 | ||
簡単インストール | ◎ | ◎ |
ドメイン無料 | ○(契約時1つ) | ◎(12ヵ月以上で2つ無料) |
簡単移行 | ◎ | ◎ |
データベース | 無制限 | 無制限 |
シン・レンタルサーバーとConoHaWING(コノハウィング)はどちらもワードプレス用サーバーとして高い評価をうけています。
どちらのサービスも簡単にワードプレスのインストールを管理画面から実施でき、データベースも無制限で利用できるため、複数サイトにも対応しやすく便利です。
1点違いがある点として、契約時にもらえる無料ドメインに違いがあります。
シン・レンタルサーバーは契約期間関係なく、契約時に1つドメインを無料でもらうことができ、契約期間中は更新料も無料でご利用できます。
一方、ConoHaWING(コノハウィング)は12ヵ月以上の契約で2つドメインを無料でもらうことができます。
どちらも安心してワードプレス用サーバーとして安心してご利用できますが、短期契約でドメインを持っていない人には「シン・レンタルサーバー」がおすすめです。
4.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を速度で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
評価 | ||
ディスク仕様 | SSD(NVMe) | SSD |
WEBサーバー | Nginx | Apache + nginx |
ワードプレス高速化 | KUSANAGI | WEXAL®Page Speed Technology® |
速度向上機能① | X Accelerator Ver.2 | LiteSpeed LSAPI |
速度向上機能② | XPageSpeed | ー |
速度向上機能③ | HTTP/2 | HTTP/2 |
シン・レンタルサーバーとConoHaWING(コノハウィング)共に速度向上機能が実装されています。
最新の口コミをみても、シン・レンタルサーバー、ConoHaWING(コノハウィング)共に表示スピードの速さに関しては良い評判が多く、ユーザーの満足度は間違いなく高いです。
シン・レンタルサーバー、ConoHaWING(コノハウィング)共に速度向上関する機能は充実しており、エックスサーバーを除いて他のレンタルサーバーではここまで機能はそろってません。どちらも一般向けのレンタルサーバーとしては最高の機能をもっていると言えます。
1点違いを上げるとすると、シン・レンタルサーバーはサーバーのディスク構成にSSD(NVMe)を採用しています。これは、理論値で通常のSSD構成よりも14倍速く処理が行われる技術で、非常に高速な処理を可能にしています。よって、ディスクに関してはスペック的にシン・レンタルサーバーの方が高性能となります。
まとめると、速度に関しては甲乙つけがたく、機能も充実しています。どちらも素晴らしい機能が備わっているので、速度に関しては両サーバー共におすすめです。
5.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を機能で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
評価 | ||
転送量 | 無制限 | 無制限 |
RAID構成 | RAID10 | RAID10 |
アダルトサイト | ○ | × |
自動バックアップ・復元 | ○(14日) | ○(14日) |
無料SSL | ○ | ○ |
アクセス解析 | ○ | ○ |
メールセキュリティ | ○(WAF) | ○(WAF) |
シン・レンタルサーバーとConoHaWING(コノハウィング)、どちらのサービスも自動バックアップ、無料SSL、メールセキュリティとサイト運営に必須の機能を全プランで標準装備しているので下位プランでも安心してご利用できます。
また、1つ大きな違いとしてシン・レンタルサーバーはアダルトサイトが許可されている点です。ConoHaWING(コノハウィング)ではアダルトサイトは許可されていないので、アダルトサイトを運営したい人はシン・レンタルサーバーがおすすめです。
6.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」を安定性で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
評価 | ||
稼働実績 | 2021年~ | 2018年~ |
導入数 | 非公表 | 非公表 |
稼働率 | 非公表 | 99.99% |
シン・レンタルサーバーとConoHaWING(コノハウィング)を稼働実績で比較すると、シン・レンタルサーバーは2021年サービス開始、ConoHaWING(コノハウィング)は2018年開始とどちらも後発のサービスとなります。
ただ、シン・レンタルサーバーは日本一のシェアを誇る「エックスサーバー」をベースに開発された新ブランドのレンタルサーバーであり、稼働実績が短くても安心して利用できるサービスと言えるでしょう。
シン・レンタルサーバーの安定性について悪い口コミも全くありませんし、安定性に関しては、「ConoHaWING(コノハウィング)」・「シン・レンタルサーバー」共に高く甲乙つけがたい評価です。
7.「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」をサポートで比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | ConoHaWING(コノハウィング) |
評価 | ||
電話サポート | ○ | ○ |
メール | ○(24時間365日) | ○(夏期休業あり) |
チャット | × | ○ |
FAQ | ◎ | ○ |
シン・レンタルサーバーとConoHaWING(コノハウィング)のサポートを比べると、どちらも電話サポートがある一方、「シン・レンタルサーバー」にはチャットサポートがないのに対し、ConoHaWING(コノハウィング)にはチャットサポートがある点が違います。
チャットサポートは電話サポートと違い、時間が拘束されず、回答がログで残る点が優れているので、気軽に連絡できますし、ある程度詳しい方には電話サポートよりも使いやすいサービス形態です。
サービス形態が多いのに関わらずConoHaWING(コノハウィング)の評価を下げているのは、ConoHaWING(コノハウィング)の電話が繋がりにくいという口コミが散見されたことに対し、シン・レンタルサーバーではそのような口コミがなかった点を反映しています。
シン・レンタルサーバーのサポート窓口はエックスサーバーの窓口と共同のため、スケールメリットが利き、他社よりもサポート人数が多く、サービス品質は高いです。
まとめると、チャットよりも電話の繋がりやすさやサポートの質を重視する場合はシン・レンタルサーバーがおすすめです。
そして、チャットサポートを重視する場合は「ConoHaWING(コノハウィング)」がおすすめです。
「シン・レンタルサーバー」をおすすめの方はこんな人!
- ワードプレスでブログをはじめるため、高機能なサーバーを探している初心者やアフィリエイター
- 短い契約期間でも月額料金が安いサーバーを探している人
- 安くて速い、コスパの良いサーバーを探している人
- 現在のサーバーの料金が高く、不満がある人
- 使いやすく、わかりやすい管理画面を求めている初心者
- SEO効果の高いサーバーを探しているアフィリエイター
- ワードプレスの高速化機能が充実しているサーバーを探している人
- 本契約前に無料でお試しできるサーバーを探している人
- 常に新しい技術が導入される革新性のあるサーバーを利用したい人
- 電話サポート付のレンタルサーバーを探している人
- アダルトサイトを運営したい人
「ConoHaWING(コノハウィング)」をおすすめの方はこんな人!
- とにかく速度の速いレンタルサーバーを探している人
- SEO対策のため、表示速度を上げたい人
- 電話・チャットサポート付のレンタルサーバーを探している人
- 簡単にワードプレスでブログを始めたい人
- ドメインを複数使いたい人
- 機能と料金のバランスがとれたトータルコストを重視する人
- わかりやすさ、使いやすい管理画面を求める人
- 同時大量アクセス時にも安定を求める人
- 自動バックアップ付きの安心感を求める人
ConoHaWING(コノハウィング) の公式サイトはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気のレンタルサーバー「シン・レンタルサーバー」と「ConoHaWING(コノハウィング)」の違いを7つの視点でご紹介してきました。
シン・レンタルサーバーとConoHaWING(コノハウィング)はどちらも新しいサービスでレベルが高く、コスパも非常に高いサービスなのは間違いありません。
機能面で見てもそこまで違いはないので、細かい部分の条件で選択することをおすすめします。
具体的にいうと、短期契約を望む場合、アダルトサイトを利用する場合、品質の高いサポートを希望する場合はシン・レンタルサーバーがおすすめです。
36ヵ月契約で長期のトータルコストを減らしたい場合、チャットサポートを重視する場合ConoHaWING(コノハウィング)がおすすめです。
前述したとおり、シン・レンタルサーバーには10日間の無料お試し期間がありますので、お金をかける前に自由にテストが可能です。
特に金銭的なリスクもないので、気になる方は実際に使ってみて気に入った方と契約することをおすすめします!
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