シン・レンタルサーバー VS ABLENET(エイブルネット)を7つの項目で徹底比較！

どちらのサービスもレンタルサーバー全体で比べると、相対的に非常に安価な設定になっています。

実際に料金を比較すると、3ヵ月～12ヵ月契約の場合、ABLENET(エイブルネット)の方が安く、24ヵ月以上ではシン・レンタルサーバーの方が安いです。

どちらも低価格でコストパフォーマンスの良いレンタルサーバーですが、細かい機能やサポート手段に違いがあります。

シン・レンタルサーバーにはワードプレスをより高速に動作させる「KUSANAGI」・「XPageSpeed」等、ABLENET(エイブルネット)にはない機能があります。

またディスク構成も通常のSSDよりも処理速度が最大14倍速いというNVMe方式を採用しており、サーバーの実行速度を速める機能が豊富になっています。

さらにABLENET(エイブルネット)はメールサポートのみですが、シン・レンタルサーバーには電話サポートがあります。初心者は専門用語があまりわからず、メールで状況を伝えるのが難しいため、電話サポートがあったほうが良いです。

よって、ワードプレスやサーバー初心者の方、SEOを意識するアフィリエイターには、より高機能でサポートが手厚い「シン・レンタルサーバー」がコストパフォーマンスが良くおすすめです。

またSEOよりもコスト重視で、3ヵ月～12ヵ月単位の短期契約でとことん月額料金を安価に抑えたい人であれば「ABLENET(エイブルネット)」がおすすめです。

上記の図は私が利用しているシン・レンタルサーバーの管理画面のスクリーンショットです。

シン・レンタルサーバーの管理画面は（コントロールパネル）使いやすく、初心者にも非常にわかりやすく設計されています。

一方「ABLENET(エイブルネット)」の管理画面もシンプルでわかりやすいと評判です。

管理画面の比較に関しては、慣れや好みの要素が大きいと思いますので、どちらも安心してご利用いただけるはずです。

実際に利用している私も、多くの口コミや評判と同様に完成度の高さと使いやすさを感じています！

シン・レンタルサーバーとABLENET(エイブルネット)はどちらもワードプレス用サーバーとして高い評価をうけています。

どちらのサービスも簡単にワードプレスのインストールを管理画面から実施でき、データベースも無制限で利用できるため、複数サイトにも対応しやすく便利です。

1点違いがある点として、契約時にもらえる無料ドメインに違いがあります。

シン・レンタルサーバーは契約期間関係なく、契約時に１つドメインを無料でもらうことができ、契約期間中は更新料も無料でご利用できます。

一方、ABLENET(エイブルネット)は12ヵ月以上の契約でドメインが無料になるため、３～6ヵ月契約で料金のメリットがあるABLENET(エイブルネット)にとって、あまりメリットが活かせない状態となっています。

どちらも安心してワードプレス用サーバーとして安心してご利用できますが、短期契約でドメインを持っていない人には「シン・レンタルサーバー」がおすすめです。

シン・レンタルサーバーとABLENET(エイブルネット)共に速度向上機能が実装されています。

最新の口コミをみても、シン・レンタルサーバー、ABLENET(エイブルネット)共に表示スピードの速さに関しては良い評判が多く、ユーザーの満足度は間違いなく高いです。

ABLENET(エイブルネット)はWEBサーバーに「LiteSpeed」が採用されており、ワードプレスの速度向上機能として、プラグインの「LiteSpeed Cache」が利用できます。

ただ、LiteSpeed Cacheは設定値を慎重に設定しないと、ページのレイアウトがズレたりと弊害もあるため、使いこなすには初心者の方には難しいかもしれません。

一方シン・レンタルサーバーは、ユーザーが特に設定をいじることなく、サーバー側でパフォーマンスを最適化してくれます。そのため、ページのレイアウトがズレたりすることなく、初心者でも安心してサーバーの高速化が実現できます。

さらにシン・レンタルサーバーはサーバーのディスク構成にSSD(NVMe)を採用しています。これは、理論値で通常のSSD構成よりも14倍速く処理が行われる技術で、非常に高速な処理を可能にしています。よって、サーバーのスペック的にもシン・レンタルサーバーの方が高性能となります。

まとめると、サーバーの設定変更に自信があれば「ABLENET(エイブルネット)」も選択肢に入りますが、初心者や余計なサーバーの設定変更をしたくない人、高スペックサーバーを利用したい人は、「シン・レンタルサーバー」がおすすめです。

シン・レンタルサーバーとABLENET(エイブルネット)、どちらのサービスも自動バックアップ、無料SSL、メールセキュリティとサイト運営に必須の機能を全プランで標準装備しているので下位プランでも安心してご利用できます。

また、１つ大きな違いとしてシン・レンタルサーバーはアダルトサイトが許可されている点です。ABLENET(エイブルネット)ではアダルトサイトは許可されていないので、アダルトサイトを運営したい人はシン・レンタルサーバーがおすすめです。

シン・レンタルサーバーとABLENET(エイブルネット)を稼働実績で比較すると、2021年サービス開始のシン・レンタルサーバーに比べ、ABLENET(エイブルネット)は1998年からと、ABLENET(エイブルネット)の実績が光ります。

ただ、シン・レンタルサーバーは日本一のシェアを誇る「エックスサーバー」をベースに開発された新ブランドのレンタルサーバーであり、稼働実績が短くても安心して利用できるサービスと言えるでしょう。

シン・レンタルサーバーの安定性について悪い口コミも全くありませんし、安定性に関しては、「ABLENET(エイブルネット)」・「シン・レンタルサーバー」共に高く甲乙つけがたい評価です。

シン・レンタルサーバーとABLENET(エイブルネット)のサポートを比べると、「シン・レンタルサーバー」には電話サポートがあるのに対し、ABLENET(エイブルネット)には電話サポートがなく、メール対応のみとなっています。

サイト運営初心者には電話サポートは非常に有益なサービスです。最初は専門用語もわからないので、メールで状況を伝え、相手からの返信を理解するのは難しいです。電話であればわからないことを事細かに聞けますし、状況も説明しやすいので、初心者には必須のサポートだと思います。

また、各サービスのFAQの質を比べると、ABLENET(エイブルネット)のFAQの検索性が低く、少し使いづらい一方、シン・レンタルサーバーのFAQは検索性も高く、知りたい内容がすぐに出てくる印象で内容も細かく非常にわかりやすいです。

よってサポートに関しては「シン・レンタルサーバー」に優位性があります。

とくに初心者には、電話サポートがある「シン・レンタルサーバー」がおすすめです。