人気のレンタルサーバーである「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を7つの項目で比較してみました。
今回は、レンタルサーバーを選ぶする際に基本となる「1.料金」「2.管理画面」「3.ワードプレス」「4.表示速度」「5.機能」「6.安定性」「7.サポート」を徹底比較しています。両者の良いところ、悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを契約しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
- 【結論】「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」をまとめて比較
- 「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を7つの項目で比較しました!
- 1.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を料金で比較!
- 2.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を管理画面で比較!
- 3.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」をワードプレスとの親和性で比較!
- 4.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を速度で比較!
- 5.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を機能で比較!
- 6.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を安定性で比較!
- 7.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」をサポートで比較!
- 「シン・レンタルサーバー」をおすすめの方はこんな人!
- 「CORESERVER(コアサーバー)」をおすすめの方はこんな人!
- まとめ
【結論】「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」をまとめて比較
比較項目 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
提供会社 | エックスサーバー株式会社 | GMOデジロック株式会社 |
無料お試し期間 | ◎(10日間) | ◎(30日間) |
料金 | ||
管理画面 | ||
ワードプレスとの親和性 | ||
速度 | ||
機能 | ||
安定性 | ||
サポート | ||
総合 |
「シン・レンタルサーバー」は、日本国内No.1シェアを誇るエックスサーバーの別ブランドとして、2021年にサービスが開始されました。
シン・レンタルサーバーはシェアNO.1のエックスサーバーのシステムをベースに作られており、エックスサーバーの性能・使いやすさ・安定性を引き継いでいます。そして月額料金がエックスサーバーより安く設定されているため、非常に競争力の高いサービスとなっています。
一方「CORESERVER(コアサーバー)」は2007年からサービス提供を開始している老舗のレンタルサーバーです。低価格ながら共有サーバーのスペックが高く、非常にコスパの高いレンタルサーバーとして評価を得ています。
どちらもワードプレス用サーバーとしても実績があり、非常にレベルの高いレンタルサーバーですが、両者を比較すると細かい違いがあります。
まず「シン・レンタルサーバー」の優れている主な点は以下の3点です。
- 電話サポートが全プランで付帯
- 動画・画像両方でアダルトサイトが許可されている
- 共有サーバーの性能が高くSEOにより強い
そして、「コアサーバー」の優れている点は以下の3点です。
- 1ヵ月単位の超短期契約が可能
- Core-xプランの月額料金の安さ
- 無料お試し期間が30日間と長い
※12ヵ月以上の長期契約に関しては、2023年9月7日までシン・レンタルサーバーは50%キャッシュバックキャンペーンを行っているため、長期契約で比べると、シン・レンタルサーバーのほうが安いです。
まとめると、1ヵ月単位の短期契約を希望し、1円でもコストを安くしたい場合は「CORESERVER(コアサーバー)」がおすすめです。
ただそれ以外の条件で月額数百円のコスト差を許容できるならば(機能面・サポート・SEO・つかいやすさを重視)「シン・レンタルサーバー」がおすすめです。
特にワードプレスやサーバー初心者には電話サポートが付いている「シン・レンタルサーバー」をおすすめします。
料金やサポート範囲など具体的に知りたい方は下記記事をお読みください!
「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を7つの項目で比較しました!
7つの項目で、シン・レンタルサーバーとCORESERVER(コアサーバー)を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。是非最後までご覧ください!
1.料金で比較 | 初期費用、月額料金などの料金で比較してみました。 |
2.管理画面で比較 | 管理画面のわかりやすさ、使いやすさで比較してみました。 |
3.ワードプレスで比較 | インストールの簡単さ、WPサイト運営などで比較してみました。 |
4.速度で比較 | 表示速度機能で比較してみました。 |
5.機能で比較 | セキュリティやバックアップの有無などで比較してみました。 |
6.安定性で比較 | サーバーの稼働率、障害の発生率で比較してみました。 |
7.サポートで比較 | サポート手段、サポート品質で比較してみました。 |
1.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を料金で比較!
契約期間 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
評価 | ||
プラン | ベーシック | CORE-X |
ディスク容量 | 300GB(NVMe SSD) | 300GB(NVMe SSD) |
vCPU | 6コア | 3コア |
メモリ | 8GB | 6GB |
初期費用 | 0円 | 1650円※1 |
1ヵ月 | ー | 690円(月額)※2 |
3ヵ月 | 990円(月額) | 690円(月額)※2 |
6ヵ月 | 990円(月額) | 690円(月額)※2 |
12ヵ月 | 880円(月額)※3 | 528円(月額) |
24ヵ月 | 825円(月額)※3 | 473円(月額) |
36ヵ月 | 770円(月額)※3 | 390円(月額) |
※1 コアサーバーは、ドメイン同時申し込みで初期費用のキャンペーンを行っています。
※2 コアサーバーでは、3ヵ月、6ヵ月といったプランがなく、記載は最低契約期間のないサブスクリプション契約(1カ月)の料金
※シン・レンタルサーバーでは、12ヵ月以上の長期契約の場合、2023年9月7日までは50%キャッシュバックキャンペーンを実施中
どちらのサービスもレンタルサーバー全体で比べると、相対的に非常に安価な設定になっていますが、小規模サイトやアフィリエイトサイト向けのプランで比べると、コアサーバーの料金が初期費用を加味しても、シン・エックスサーバーより安くなっています。
単純な料金比較ではコアサーバーに軍配が上がりますが、細かい機能やサポート手段に違いがあります。
シン・レンタルサーバーにはワードプレスをより高速に動作させる「KUSANAGI」・「XPageSpeed」等、CORESERVER(コアサーバー)にはない機能があります。
さらにCORESERVER(コアサーバー)は電話サポートがありませんが、シン・レンタルサーバーには電話サポートがあります。
そして、上記のプランで比べると共有サーバーはシン・レンタルサーバーの方が性能が高いです。
初心者は専門用語があまりわからず、メールで状況を伝えるのが難しいため、レンタルサーバーの操作にあまり自信がない場合、月額数百円のコスト増を容認できるならば電話サポート付のシン・レンタルサーバーをおすすめします。
よって、ワードプレスやサーバー初心者の方、SEOを意識するアフィリエイターには、より高機能でサポートが手厚い「シン・レンタルサーバー」がコストパフォーマンスが良くおすすめです。
また1ヵ月単位での短期契約希望の人、コスト重視で月額料金を安価に抑えたい人であればCORESERVER(コアサーバー)がおすすめです。
2.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を管理画面で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
評価 | ||
コントロールパネル | 自社製 | 自社製 |
わかりやすさ | ◎ | 〇 |
つかいやすさ | ○ | 〇 |
上記の図は私が利用しているシン・レンタルサーバーの管理画面のスクリーンショットです。
シン・レンタルサーバーの管理画面は(コントロールパネル)使いやすく、初心者にも非常にわかりやすく設計されています。
一方「CORESERVER(コアサーバー)」の管理画面もシンプルでわかりやすいと評判です。
管理画面の比較に関しては、慣れや好みの要素が大きいと思いますので、どちらも安心してご利用いただけるはずです。
実際に利用している私も、多くの口コミや評判と同様に完成度の高さと使いやすさを感じています!
3.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」をワードプレスとの親和性で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
評価 | ||
簡単インストール | ◎ | ◎ |
ドメイン無料 | ○(契約時1つ) | ○(契約時1つ) |
簡単移行 | ◎ | ○ |
データベース | 無制限 | 無制限 |
シン・レンタルサーバーとCORESERVER(コアサーバー)はどちらもワードプレス用サーバーとして高い評価をうけています。
どちらのサービスも簡単にワードプレスのインストールを管理画面から実施でき、データベースも無制限で利用できるため、複数サイトにも対応しやすく便利です。
どちらも安心してワードプレス用サーバーとして安心してご利用できます!
4.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を速度で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
評価 | ||
ディスク仕様 | SSD(NVMe) | SSD(NVMe) |
WEBサーバー | Nginx | LiteSpeed |
ワードプレス高速化 | KUSANAGI | LiteSpeed Cache |
速度向上機能① | X Accelerator Ver.2 | ー |
速度向上機能② | XPageSpeed | ー |
速度向上機能③ | HTTP/2 | HTTP/2・HTTP/3 |
シン・レンタルサーバーとCORESERVER(コアサーバー)共に速度向上機能が実装されています。
最新の口コミをみても、シン・レンタルサーバー、CORESERVER(コアサーバー)共に表示スピードの速さに関しては良い評判が多く、ユーザーの満足度は間違いなく高いです。
CORESERVER(コアサーバー)はWEBサーバーに「LiteSpeed」が採用されており、ワードプレスの速度向上機能として、プラグインの「LiteSpeed Cache」が利用できます。
ただ、LiteSpeed Cacheは設定値を慎重に設定しないと、ページのレイアウトがズレたりと弊害もあるため、使いこなすには初心者の方には難しいかもしれません。
一方シン・レンタルサーバーに採用されている「KUSANAGI」を始めとした高速化機能は、ユーザーが特に設定をいじることなく、サーバー側でパフォーマンスを最適化してくれます。そのため、ページのレイアウトがズレたりすることなく、初心者でも安心してサーバーの高速化が実現できます。
どちらの共有サーバーもディスク構成にSSD(NVMe)を採用しています。これは、理論値で通常のSSD構成よりも14倍速く処理が行われる技術で、非常に高速な処理を可能にしています。
最後に他社でSSD(NVMe)を採用しているレンタルサーバーは少ないので、ディスクに関しては両社とも優れていることはお伝えしておきたいと思います。
まとめると、速度で比較した場合サーバーの設定変更に自信があれば「CORESERVER(コアサーバー)」も選択肢に入りますが、初心者や余計なサーバーの設定変更をしたくない人、高スペックサーバーを利用したい人は、「シン・レンタルサーバー」がおすすめです。
5.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を機能で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
評価 | ||
転送量 | 無制限 | 無制限 |
RAID構成 | RAID10 | RAID10 |
アダルトサイト | ○ | △(テキストは可/画像・動画は不可) |
自動バックアップ・復元 | ○(14日) | ○(15日) |
無料SSL | ○ | ○ |
アクセス解析 | ○ | ○ |
メールセキュリティ | ○(WAF) | ○(WAF) |
シン・レンタルサーバーとCORESERVER(コアサーバー)、どちらのサービスも自動バックアップ、無料SSL、メールセキュリティとサイト運営に必須の機能を全プランで標準装備しているので下位プランでも安心してご利用できます。
また、1つ大きな違いとしてシン・レンタルサーバーは動画付きのアダルトサイトが許可されている点です。CORESERVER(コアサーバー)では文字のみで画像・動画付きのアダルトサイトは許可されていません。
画像・動画付きのアダルトサイトを運営したい人はシン・レンタルサーバーがおすすめです。
6.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」を安定性で比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
評価 | ||
稼働実績 | 2021年~ | 2007年~ |
導入数 | 非公表 | 非公表 |
稼働率 | 非公表 | 非公表 |
シン・レンタルサーバーとCORESERVER(コアサーバー)を稼働実績で比較すると、2021年サービス開始のシン・レンタルサーバーに比べ、CORESERVER(コアサーバー)は2007年からと、15年以上の運営を誇るCORESERVER(コアサーバー)の実績が光ります。
ただ、シン・レンタルサーバーは日本一のシェアを誇る「エックスサーバー」をベースに開発された株式会社エックスサーバー社の新ブランドのであり、稼働実績が短くてもサポート窓口は共通しており安心して利用できるサービスと言えるでしょう。
運営期間は短いですが、シン・レンタルサーバーの安定性について悪い口コミも全くありませんし、安定性に関しては、「CORESERVER(コアサーバー)」・「シン・レンタルサーバー」共に高く甲乙つけがたい評価です。
7.「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」をサポートで比較!
項目 | シン・レンタルサーバー | コアサーバー |
評価 | ||
電話サポート | ○ | △(CORE-Z、CORE-B、CORE-Cプランのみ) |
メール | ○(24時間365日) | ○(24時間365日) |
チャット | × | ○ |
FAQ | ◎ | ○ |
シン・レンタルサーバーとCORESERVER(コアサーバー)のサポートを比べると、「シン・レンタルサーバー」には電話サポートがあるのに対し、「CORESERVER(コアサーバー)」には電話サポートが上位プランのみで下位プランの「Core-X」・「Core-Y」にはありません。
そして、コアサーバーの電話サポートはコールバック式なので、自分が話したいタイミングで電話することができないので、有用性が下がります。
サイト運営初心者には電話サポートは非常に有益なサービスです。最初は専門用語もわからないので、メールで状況を伝え、相手からの返信を理解するのは難しいです。電話であればわからないことを事細かに聞けますし、状況も説明しやすいので、初心者には心強いサポートだと思います。
ただ、コアサーバーにはシン・レンタルサーバーにはない「チャット」によるサポートがあります。ある程度知識があり、レンタルサーバーに慣れてくると、チャットのほうが電話より便利で快適な場面も多々あります。
最後にFAQの質を比べてみると、CORESERVER(コアサーバー)のFAQの検索性が低く、少し使いづらい一方、シン・レンタルサーバーのFAQは検索性も高く、知りたい内容がすぐに出てくる印象で内容も細かく非常にわかりやすいです。
よってサポートで比較した場合、「電話サポート」が欲しい人は「シン・レンタルサーバー」、「チャットサポート」が欲しい人は「コアサーバー」がおすすめです。
「シン・レンタルサーバー」をおすすめの方はこんな人!
- ワードプレスでブログをはじめるため、コスパ最高のレンタルサーバーを探している初心者やアフィリエイター
- 短い契約期間でも月額料金が安いサーバーを探している人
- 安くて速い、コスパの良いサーバーを探している人
- 現在のサーバーの料金が高く、不満がある人
- 使いやすく、わかりやすい管理画面を求めている初心者
- SEO効果の高いサーバーを探しているアフィリエイター
- ワードプレスの高速化機能が充実しているサーバーを探している人
- 本契約前に無料でお試しできるサーバーを探している人
- 常に新しい技術が導入される革新性のあるサーバーを利用したい人
- 自動バックアップ付きのサーバーを探している人
- 電話サポート付のレンタルサーバーを探している人
- 動画も画像も利用できるアダルトサイトを運営したい人
「CORESERVER(コアサーバー)」をおすすめの方はこんな人!
- 業界最安値水準でコスパ良く、高性能サーバーを利用したい人
- まずは無料でしっかり試してから契約したい人(30日間)
- 1ヵ月契約で柔軟性のある契約をしたい人
- ある程度知識があり、チャットサポートで問題解決ができる人
- 簡単にワードプレスでサイトを開設したい人
- セキュリティの高いサーバーを選択したい人
- サイトの表示速度が速く、SEOに強いサーバーを選択したい人
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気のレンタルサーバー「シン・レンタルサーバー」と「CORESERVER(コアサーバー)」の違いを7つの視点でご紹介してきました。
シン・レンタルサーバーとCORESERVER(コアサーバー)はどちらもコスパが高いサービスで非常にレベルが高いレンタルサーバーです。
個人用サイトや小規模なワードプレスサイトを開設予定で、短期契約でもなるべく料金を安く、でも高性能なサーバーを利用したい場合はコアサーバーがおすすめです。
また、月額1000円以下であれば料金よりも性能やサポートの質、使いやすさを重視するならシン・レンタルサーバーがおすすめです。
両レンタルサーバーには無料お試し期間がありますので、まずはテストしてどちらが自分にあうか試してみましょう。
特に金銭的なリスクもないので、気になる方は実際に使ってみることをおすすめします!
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