シン・レンタルサーバー vs Xserver(エックスサーバー)を7つの項目で徹底比較!

レンタルサーバー比較

人気のレンタルサーバーである「シン・レンタルサーバー」と「Xserver(エックスサーバー)」を7つの項目で比較してみました。

今回は、レンタルサーバーを選ぶする際に基本となる「1.料金」「2.管理画面」「3.ワードプレス」「4.表示速度」「5.機能」「6.安定性」「7.サポート」を徹底比較しています。両者の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。

これからどちらを契約しようか迷っている方の参考になれば幸いです。

【結論】「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」をまとめて比較

比較項目 シン・レンタルサーバー エックスサーバー
提供会社 エックスサーバー株式会社 エックスサーバー株式会社
無料お試し ◎(10日間) ◎(10日間)
料金 4.5 3.5
管理画面 4.5 4.5
ワードプレスとの親和性 5.0 5.0
速度 4.5 4.5
機能 4.5 4.5
安定性 4.0 4.5
サポート 4.0 4.5
総合 4.4 4.4

「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」はどちらもエックスサーバー株式会社が提供しているレンタルサーバーサービスになります。

シン・レンタルサーバーはエックスサーバをベースに設計されており、管理画面のUIや基本機能は同じ構成となっています。

それでは何が違うのかというと、月額料金と運営方針となります。

シン・レンタルサーバーの料金プランはエックスサーバーよりどの期間でも安く設定されています。(詳細は下記ページの料金比較をご覧ください)

また運営方針については、シン・レンタルサーバーは先進性・革新性をウリにしており、エックスサーバーは安定性をウリにしています

シン・レンタルサーバーは積極的に新しい機能や技術をサーバーに実装します。そこで運用実績ができるとエックスサーバーに安定性のある技術として実装されます。

例をあげると「KUSANAGI」というワードプレス高速化の技術がありますが、これはまず先にシン・レンタルサーバーに実装されました。そして、運用実績ができたあとに期間を置いてエックスサーバーに実装されました。そして今では標準装備として両サービスに実装されています。

もちろん事前に十分テストをしてのことなので、シン・レンタルサーバーがテスト機という扱いではありませんが、やはり何があるかわからないのがシステムの世界なのでこのような措置がとられているということでしょう。

また、シン・レンタルサーバーはエックスサーバーでは許可されていないアダルトサイトが許可されています。

月額料金重視であれば「シン・レンタルサーバー」がおすすめですし、安定性を重視する場合は、「エックスサーバー」がおすすめです!

料金やサポート範囲など具体的に知りたい方は下記記事をお読みください!

「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」を7つの項目で比較しました!

7つの項目で、シン・レンタルサーバーとエックスサーバーを比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。是非最後までご覧ください!

1.料金で比較 初期費用、月額料金などの料金で比較してみました。
2.管理画面で比較 管理画面のわかりやすさ、使いやすさで比較してみました。
3.ワードプレスで比較 インストールの簡単さ、WPサイト運営などで比較してみました。
4.速度で比較 表示速度機能で比較してみました。
5.機能で比較 セキュリティやバックアップの有無などで比較してみました。
6.安定性で比較 サーバーの稼働率、障害の発生率で比較してみました。
7.サポートで比較 サポート手段、サポート品質で比較してみました。

1.「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」を料金で比較!

契約期間 シン・レンタルサーバー エックスサーバー
プラン ベーシック スタンダード
ディスク容量 300GB(NVMe) 300GB(NVMe)
vCPU 6コア 6コア
メモリ 8GB 8GB
初期費用 0円 0円
3ヵ月  990円(月額) 1,320円(月額)
6ヵ月  990円(月額) 1,210円(月額)
12ヵ月  880円(月額) 1,100円(月額)
24ヵ月  825円(月額) 1,045円(月額)
36ヵ月  770円(月額) 990円(月額)

月額料金を比べると、すべての契約期間で「シン・レンタルサーバー」の方が「エックスサーバー」よりも安い料金設定となっています。

実はどちらのサービスも「エックスサーバー株式会社」が提供しているサービスで、シン・レンタルサーバーはエックスサーバーの後発のサービスとなっています。

そのため、従来のエックスサーバーよりも低価格指向のユーザーを獲得するため、シン・レンタルサーバーのランニングコストはより低価格に設定されていると思われます。

ただ安価だからといって機能面が劣るというわけではなく、ワードプレス用途などの通常のサイト運営であれば両者に大きな違いはありません。

そのため単純に価格重視で選ぶ場合は「シン・レンタルサーバー」がコストパフォーマンスも良くおすすめです。

また信頼性・安定性を重視する場合、コスト差の数百円を許容できるなら「エックスサーバー」がおすすめです。

2.「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」を管理画面で比較!

xserverコントロールパネル

上記の図は私が利用しているエックスサーバー管理画面のスクリーンショットです。

シン・レンタルサーバーとエックスサーバーは同じ管理画面を利用しているため、両サービスに本項目に関しては違いはありません

エックスサーバー社の管理画面(コントロールパネル)は使いやすく、初心者にも非常にわかりやすく設計されています。

実際に利用している私も、多くの口コミや評判と同様に完成度の高さと使いやすさを感じています!

3.「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」をワードプレスとの親和性で比較!

項目 シン・レンタルサーバー エックスサーバー
簡単インストール
ドメイン無料 ○(契約時1つ) ◎(契約時2)
簡単移行
インストール時のテーマ Cocoon等 Cocoon等

シン・レンタルサーバーとエックスサーバーは同じ設計の管理画面からワードプレスのインストールをするので、両サーバーの違いはありません

どちらのサービスも簡単にワードプレスをインストールできますし、人気無料テーマもインストール時に適用できるのですぐにブログをはじめることができます。

「KUSANAGI」等をはじめ、ワードプレスのレスポンスを上げ、速度向上を図る機能も両サービスには実装されているので、非常にワードプレスとの親和性は高いです。

4.「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」を速度で比較!

項目 シン・レンタルサーバー エックスサーバー
サーバー仕様 AMD EPYC NVMe AMD EPYC NVMe
速度向上機能① KUSANAGI KUSANAGI
速度向上機能② X Accelerator Ver.2 X Accelerator Ver.2
速度向上機能③ XPageSpeed XPageSpeed
速度向上機能④ HTTP/2 HTTP/2

現時点では仕様上、シン・レンタルサーバーとエックスサーバー共に同じ速度向上機能が実装されています

最新の口コミをみても、シン・レンタルサーバー、エックスサーバー共に表示スピードの速さに関しては良いものがおおく、ユーザーの満足度は間違いなく高いです。

なお、シン・レンタルサーバーにはエックスサーバーよりも先に新機能が実装されるので、今後新機能発表時は一時的にシン・レンタルサーバーの性能が高くなる可能性はあります。

5.「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」を機能で比較!

項目 シン・レンタルサーバー エックスサーバー
アクセス集中対策 nginx nginx
RAID構成 RAID10 RAID10
アダルトサイト ×
自動バックアップ ○(14日) ○(14日)
SSL 無料 無料
アクセス解析
メールセキュリティ ○(WAF) ○(WAF)

シン・レンタルサーバーとエックスサーバーは同じ機能を揃えています。どちらのサービスも自動バックアップ、無料SSL、メールセキュリティとサイト運営に必須の機能を全プランで標準装備しているので下位プランでも安心してご利用できます。

また、1つ大きな違いとしてシン・レンタルサーバーはアダルトサイトが許可されている点です。エックスサーバーではアダルトサイトは許可されていないので、アダルトサイトを運営したい人はシン・エックスサーバーが選択肢となります。

6.「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」を安定性で比較!

項目 シン・レンタルサーバー エックスサーバー
稼働実績 2021年~ 2003年~
導入数 非公表 240万以上のサイト運用実績
稼働率 非公表 創業以来99.99%以上

安定性のあるレンタルサーバーの代名詞といえば「エックスサーバー」です。稼働実績・導入数・稼働率ともに圧倒的で日本最上位の実績を誇っています。

ネット上の評判でも、この公表されているデータを裏付けるように安定性に関しては非常に良い口コミが多いです。

一方、シン・レンタルサーバーに関しては2021年からサービスを開始しているため、十分なデータがまだ揃っていません。ただ、エックスサーバーをベースに設計されているため、安定性に関しても現時点での評判はエックスサーバー同様良い口コミが多いです。

稼働の安定性を重視するならば「エックスサーバー」がおすすめです。

7.「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」をサポートで比較!

項目 シン・レンタルサーバー エックスサーバー
電話サポート
メール ○(24時間365日) ○(24時間365日)
チャット × ○(平日10:00~18:00)
FAQ

シン・レンタルサーバーとエックスサーバー共にサポートの品質は高いです。

両サービス共にサポート手段も電話、メールサポートがあり、エックスサーバーには加えてチャットサポートがあります。

電話・チャットサポートは平日10:00~18:00、メールの問合せはなんと24時間365日受付(24時間以内返信)となっており、休日でもサポートを受けることができます。

サイト運営初心者には電話サポートは非常に有益なサービスです。最初は専門用語もわからないので、メールで状況を伝え、相手からの返信を理解するのは難しいです。電話であればわからないことを事細かに聞けますし、状況も説明しやすいので、初心者には必須のサポートだと思います。

チャットサポートはある程度経験がある方には非常に便利な機能です。電話のように会話を常にする必要がないので、隙間時間に利用することもできます。

どちらのサービスも電話とメールサポートがあるので十分ですが、チャットサポートがあることを考えるとエックスサーバーの方がよりサポート体制が充実していると言えます。

「シン・レンタルサーバー」をおすすめの方はこんな人!

  • ワードプレスでブログをはじめたい初心者やアフィリエイター
  • 月額料金を重視する人
  • 安くて速い、コスパの良いサーバーを探している人
  • 現在のサーバーの料金が高く、不満がある人
  • 短い契約期間でも月額料金が安いサーバーを探している人
  • 使いやすく、わかりやすい管理画面を求めている初心者
  • SEO効果の高いサーバーを探しているアフィリエイター
  • 本契約前に無料でお試ししたい人
  • 電話サポート付のレンタルサーバーを探している人
  • アダルトサイトを運営したい人

シン・レンタルサーバーの公式サイトはこちら

「エックスサーバー」をおすすめの方はこんな人!

  • ワードプレスでブログをはじめたい初心者やアフィリエイター
  • 現在のサーバーのパフォーマンスに不満がある人
  • 長期でサーバー運営している実績を重視する人
  • 止められないシステムを運用している人
  • 安定かつパフォーマンスの良いサーバーを探している人
  • 表示速度が速く、SEOに強いサーバーを探している人
  • 電話、チャットサポート付のレンタルサーバーを探している人
  • 使いやすく、わかりやすい管理画面を求めている初心者
  • 本契約前に無料体験でテストをしたい人

エックスサーバーの公式サイトはこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は人気のレンタルサーバー「シン・レンタルサーバー」と「エックスサーバー」の違いを7つの視点でご紹介してきました。

シン・レンタルサーバーとエックスサーバーは提供会社が同じで、管理画面等機能も同じものを利用しているため、「何が違うのか」、「どちらが自分にとって良いのか」がわかりづらいのが実情だと思います。

サポートにも確認しましたが、個人レベルのワードプレスブログでは両者のパフォーマンスに差は出にくいとのことでした。

料金重視で「シン・レンタルサーバー」安定重視で「エックスサーバー」という基準でまずは考えていただくと、良いレンタルサーバー選びができると思います。

どちらも10日間の無料お試し期間がありますので、とりあえずはじめてみることをおすすめします!

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